今回(2004.11.28〜12.12)のスウェーデン/マルメへの出張は2回目でした。
12/4、5は土日で休みですが、両日とも一緒に出張したH氏とコペンハーゲンに行きました。
マルメより電車でコペンハーゲンへ。35分ぐらいで到着です。本当に近いです。
まずは定番、人魚姫の像まで歩きました。
中央駅より3kmぐらいあるので、少し歩きますが、出張中は普段より歩くことが少なかったのでいい運動でした。
2年程前にコペンハーゲンに出張したことがあって、今回、コペンハーゲンは2度目でしたが、前回は出張期間が1週間で休日を挟んでおらず、あまり観光できなかったので、今回は良い機会でした。
現在の王室の居城で、女王の在宮時には屋根に国旗が上がります。
1時ごろに通ったのですが、運良く衛兵交替式の終わりを見ることが出来ました。
衛兵は皆さん真剣そのものですが、背の高い帽子や、独特の動きなど、どこかしらユーモアを感じしまいました。
船着場で、後ろに見える綺麗な色の建物の1階あるいは地下部分はほとんどがレストランです。
食べ物やお土産なんかの屋台もたくさん出ていてなかなか賑やかなところでした。
お昼はこの中のレストランでパスタを食べました。
腹ごしらえした後、観光船に乗ってみることにしました。
かなり寒かったのですが、せっかくなので。
夏の間は、いろいろな観光ルートの中から選択することが出来ますが、冬はオフシーズンなので、1ルートのみの営業となっていました。
観光船はまず最初に人魚姫の像に向かいました。
写真はあまり見ることのない人魚姫の後姿です。
思ったより地味で目立たないけど(場所も街中からはずれている)、知名度はやはり抜群です。
観光船には20歳そこそこの女性のガイドが付いていましたが、アナウンスはまず、デンマーク語で、次にドイツ語、英語と常に3ヶ国語で大変そうでした。
「ニューハウン」って、そのまま聞くと「ニーハオ」に聞こえちゃうんですよね。最初は何で何回も中国語で挨拶しているんだろうと思ってしまった...。
観光船は途中、運河を通りますが、そこの景色はまるでアムステルダムのようでした。橋の下を通過する時は橋の高さが低いものもあるので、ガイドさんもすばやくかがまないと頭を打って危険です。
観光船から降りてストロイエというコペンハーゲンで1番賑やかなショッピングストリートをぶらぶらしていたら、暗くなってきました。
クリスマス前でイルミネーションが抜群に綺麗でした。
この時期、日の出は9時ぐらいで4時ぐらいになると暗くなってきます。日中も太陽は高く上らず、ほとんど毎日曇りです。
雨も降るのですが、あまり長続きせず、傘を持って歩いている人はいません。
たまに青空が見えたりする日があると、その日は逆に寒いんです。
夏が待ち遠しくて夏のバケーションが長くなるのもわかる気がします。
夜はクリスマスのイルミネーションが綺麗ということで、チボリ公園に行きました。 本当にすごい人で、入場ゲート前には長蛇の列で、中に入っても人、人、人...。レストランにも入れず、おみやげもろくに見れず、イルミネーションの見学だけして退場しました。
マルメに帰って中華レストランに行くも、満席。
この時期、クリスマス前のショッピングで皆さん、結構外に出るのでどこも人が多かったです。
2日目の休日もまたコペンハーゲンへ。
まずは国立美術館へ行きました。
ターナーの特別展示を行っていたものの、なんと2階以上は改装中につき、見学できないとのこと。
現代美術だけで見たかった古い絵は見れず残念。料金だけしっかり取っておいて...。
17世紀にクリスチャン4世が夏の離宮として建てたオランダ・ルネッサンス様式の宮殿。
19世紀以降は歴代国王の宝物殿となっており、鉄砲を持った兵隊さんが入口を守っています。
ローゼンボー宮殿の地下にある宝物殿に入ってみることにしました。
高価そうな装飾品がいっぱいで、写真は王冠ですが、本当にキラキラしていて綺麗でした。
17世紀に建てられ、19世紀まで天文観測所として使用されていた円塔です。
塔の中はらせんの通路になっています。(階段ではありません）
高さ36mの屋上まで上ると市内が一望できます。 風がとても強くて飛ばされそうだったけど、壮観な景色でした。