★ジョルジュ・サンク大通りより見る凱旋門★
通りの名前はGeorge Xと書いてジョルジュ・サンクと読みます。フランス語はアルファベットで書いてありますが、読むのさえ本当に難しいです(単語の中で読まない文字もあります)。
仕事上で名刺をもらっても、名前がなかなか読めません。分からないので再度聞くのですが、なかなか覚えられません。大変です。
写真中央は言わずと知れた凱旋門です。
凱旋門は1806年にナポレオン1世が建造を命じ、30年かかって完成した記念建造物です(結局ナポレオンは遺骸となって門をくぐることになりますが)。
12本の直線道路が放射状に延びた中心のシャルル・ド・ゴール広場の中央にあります。周りは大きなロータリーとなっているので 無理して渡るのは大変危険です(渡っている無謀者もいます)。
探せばちゃんと地下道があるのでそこを通ります。
★凱旋門の上からの眺め(新凱旋門の方向)★
凱旋門は入場料を払えば、上に登れます。
らせんの石段をひたすら登るのですが(石段は真ん中が擦り減っており、歴史を感じます)、途中、凱旋門の歴史を説明した展示スペースやおみやげ屋さんもあります。
上からの眺めは最高です。高さはエッフェル塔やモンパルナスタワーには遠く及びませんが、何といっても12本の放射状道路の中心にいるというのが特徴です。
各方向、いずれ劣らず素晴らしいのですが、写真は新凱旋門方向を見たものです。
★エッフェル塔全景★
エッフェル塔を陸軍士官学校の前から撮影しました。
エッフェル塔は1889年にパリ万国博覧会のために建てられ、すぐ取り壊される予定でしたが、電波塔としての役割を得て、現在に至っています。
建設当時はパリの美観を損ねると物議をかもしたそうです。
★割れたガラスとエッフェル塔★
エッフェル塔の前のシャン・ドゥ・マルス公園に世界各国の言葉(もちろん日本語も)で平和と書かれたガラスのモニュメントがありますが、写真に見える通り、1枚割られています。
どういう意図で割られたものか分かりませんが、悲しいことです。
シャン・ドゥ・マルス公園には幼児向けの遊具もあり、有料でロバにも乗れます(本物ですよ)。
★お色直し中のエッフェル塔★
ちょうどエッフェル塔は塗装塗り替え中でした。
下半分が塗り替えた色です。塗り替え前の色は本来より黄ばんでいるようです。
エッフェル塔には、各4箇所の足元からエレベータで登れますが、いつも長蛇の列で登る気になれません。
エッフェル塔の麓にはエッフェル塔の模型を売っている人がいっぱいいます。 立ったまま売るので、針金にその模型をジャラジャラいっぱい通しています。そのほか、バタバタ羽ばたいて飛ぶ鳥のおもちゃを売っている人もいます。
★シャイヨー宮から見るエッフェル塔★
シャイヨー宮はセーヌ川を挟んだ対岸にあり、少し高台になっているので、景色が良いです。
エッフェル塔の左隣に見えるのがモンパルナスタワーです。
オフィスビルらしいのですが、高さ209mで59階の展望室からの眺めは素晴らしいです。
以前訪れた時は、アメリカのテロの影響で、入口を1箇所にし、機関銃を抱えた迷彩色の服を着た兵士が守っており、物騒でした。
★モンマルトル−サクレ・クール寺院★
モンマルトルの高台にある高さ85mのドームを持った教会です。
1876年に建設がはじまり、完成には40数年を費やしたそうです。
サクレ・クールとは『聖なる心』という意味で、地下には建設に力を注いだ修道士達の心臓(クール)が納められているそうです。
白くてとてもきれいな教会です。
★モンマルトル−サクレ・クール寺院からの景色★
サクレ・クール寺院から眺めるパリ市内もなかなかのんびりした感じで好きです。
遠くに見える少し右手のビルはモンパルナスタワーです。
階段には多くのカップルが座り込み、楽しそうにしています。
よく言われることですが、こちらの人は街中でも平気でキスをしています。年配の人でもかなり情熱的なキスで、見ているほうが恥ずかしい時もあります。
★モンマルトル−ダリ美術館★
テルトル広場の横にあるどこか怪しげな美術館です。
館内には不思議な音楽やダリ自身の声が流れています。
溶けた時計が木の枝にかかったブロンズ像がいちばん有名らしいです。
彫刻、オブジェ、リトグラフなど300点以上が展示され、リトグラフは一部販売もされています(6〜50万円ぐらいだったかと思います)。
★モンマルトル−ぶどう園★
パリで唯一残るぶどう園です。
フランスでは、セーヌ川より南側でぶどうが出来るそうで、セーヌ川の北と南で随分気候に差があるようです。
このぶどう園は正確にはセーヌ川より北ですが...。
★モンマルトル−オ・ラパン・アジル★
無名時代のピカソも通ったというシャンソニエです。 ラパンとはフランス語でウサギのことで看板に描かれています。 私と一緒に出張した人は閉店の深夜2時までこのお店でお酒を飲みながらシャンソンを聞いていたらしいです。
★モンマルトル−風車★
やはり、パリで唯一残る風車ということで写真を撮ったのですが、この写真をとった後、 隣にもっと年季の入った羽根もない風車があり、そちらが本物ではないかと思います。
この近くのフレンチカンカンで有名なキャバレー『ムーラン・ルージュ』のムーランとは風車のことです (キャバレーといっても日本のキャバレーと違い、洗練されたエンターテイメントを正装して食事やカクテルとともに見るところです。念のため)。
★ノートルダム寺院全景★
セーヌ川に浮かぶシテ島に立つフランス・カトリックの総本山で、ゴシック様式の教会です。
1163年に建設がはじまり、完成には200年を有したそうです。
非常にきれいな形をしています。
★ノートルダム寺院から望むパリ市内★
ノートルダム寺院には正面向かって左手から昇ることが出来ます(凱旋門と同じく石のらせん階段で、昇るのは有料です)。
30分以上並んで登りましたが、地上65mからの眺めもなかなかです(下から3分の2の高さのテラスと正面向かって右手の南塔の上に昇ることが出来ます。
上に昇って気が付いたのですが、遠くから見るときれいでも、近くで見ると酸性雨の影響もあるのか、各所の石像の損傷が激しいのです。
最上段の南塔の上に昇る前に大鐘を見学することもできました。建物自体もそうなのですが、内部はとても太い木で支えられています。
写真右手には、小さいですが、モンマルトルの丘が見え、頂上にはサクレ・クール寺院が見えます。

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